山一工業の取り組み

木質ペレットの製造販売とペレットストーブの啓蒙普及活動

新見市は、岡山県内陸部に位置し中国山地を背にし、85%が森林で占められている林業地帯であり、古くから林業や木材の加工産業が発展してきた地域です。
木材加工の際に発生する端材や、カンナ屑や木造住宅建設廃材などは、ほとんどが廃棄処分とされていました。山一工業は、ゴミとして捨てられていたものを、木質バイオマスエネルギー資源として着目し、ペレットストーブ用の固形燃料「ペレット」として生産、販売を行っています。  
ペレットは、燃やすと二酸化炭素が排出されますが、もともとは植物の中に大気中の固定化された二酸化炭素が放出されたものです。また、相対的に山に植栽をしていけば、育成時に二酸化炭素を固定化するため、大気中の二酸化炭素濃度が上昇することはありません。地球温暖化防止対策としても有効と考えられます。
 
木材は、日本で自給することができる、再生可能な木質バイオマスエネルギーです。今後、木質バイオマスエネルギーは、資源循環型エネルギーとして、灯油などの化石燃料の代替エネルギーとしての役割がより期待されることでしょう。
 
新見は、冬が長く厳しいため、暖房は欠かせません。ペレットストーブが普及すれば、ストーブの販売、ペレットの生産から配達他、広範囲にわたる業務が生まれてきます。新見は、木材の生産地であるため、ペレットの低コスト生産も可能です。 ペレットを主軸に、森林組合・新見市・新見市商工会議所や地元企業が共栄共存して発展していていけば、もっともっと地域産業も元気になるでしょう。
 
また、残念ながら、日本の林業は衰退し、日本の森林は荒廃しています。森林を保つには人による手入れ、間伐が必要です。新見の森林も例外ではありません。ペレットストーブの利用が広がると、ペレットの需要と供給が高まります。ひいては、林業が活性化し日本の美しい山が生き返ることにもつながります。
 
山一工業は、ペレットとペレットストーブの普及が、地域の振興、森林の再生になればと願い、ペレットストーブの認知度を高めるため、啓蒙普及活動を続けてまいります。

山一工業の環境方針

山一工業は、環境省が策定したエコアクション21ガイドラインに取り組み、認証・登録されています。

1.基本理念

自然のリズムを壊さないように地球に優しい行動を起こします。
『人を大切に・物を大切に・時間を大切に・金を大切に』の経営理念の基に取り組みます。

2. 環境方針

  1. バイオマスタウンの推進
  2. 環境目標を定め成果を把握し、環境改善を継続的に実行します。
  3. 当社の環境負荷の削減活動として、下記の項目を主体に活動します。
    ①CO2排出量(電気、化石燃料の使用)の削減
    ②建設廃棄物の分別、再利用、リサイクルを心掛け排出量の削減
    ③木造建築、木造建築解体に於ける木材端材の木質ペレット製造
    ④水道使用量の削減
  4. 環境に関する法令、規則及び条例、その他地域との協定などを遵守し、地域社会との調和に努めます。
  5. 地域、公共団体、福祉団体等による環境保全活動、ボランティア活動への積極的参加を心掛けます。
    この環境方針を社内に掲示し、朝礼及び会議において全社員に周知徹底するとともに、環境レポートで多くの人に理解と協力を呼び掛けます。

エコアクション21認証・登録制度とは

エコアクション21
エコアクション21
認証・登録番号0002952

広範な中小企業、学校、公共機関などに対して、「環境への取組を効果的・効率的に行うシステムを構築・運用・維持し、環境への目標を持ち、行動し、結果を取りまとめ、評価し、報告する」ための方法として、環境省が策定したエコアクション21ガイドラインに基づく、事業者のための認証・登録制度です。

山一工業のペレット事業について

ペットストーブ展示場オープン!!

ペットストーブ展示場オープン!!

今、昔からある薪ストーブやペレットストーブのやわらかな暖かさが注目されています。人は静かに燃える炎を見ると、心が安らぎやさしい気持ちになるものです。ペレットストーブは、石油ストーブのように室内の空気を汚すことも少なく、エアコンのように過度に空気を乾燥させることもなく、体にやさしいのです。そんなペレットストーブのやさしさをぜひ体感してみてください!

エコアクション21エコアクション21認証・登録制度は、広範な中小企業、学校、公共機関などに対して、「環境への取組を効果的・効率的に行うシステムを構築・運用・維持し、環境への目標を持ち、行動し、結果を取りまとめ、評価し、報告する」ための方法として、環境省が策定したエコアクション21ガイドラインに基づく、事業者のための認証・登録制度です。